ベルサイユ外乗訪問記
2018年9月、ようやくパリ外乗の視察に赴くことができました。
実は、パリ外乗は、お申込み数第3位と大人気です。
くすん、『イギリス』乗馬倶楽部なのに。。。
国が違うから気軽に視察にいけませんが、
お取り扱いを始めてから3年、
そろそろ見においでとお誘いいただいたので
お言葉に甘えて、出かけることにしました。
イギリス乗馬倶楽部で手配している施設の
9割は視察済み&騎乗済みです。
百聞は一見にしかず。
乗馬学校勤務時代に培った安全面のポイントをしっかりとチェックし、
さらに馬好きとして、騎乗者として、旅行者として、日本人としての目から
しっかりと視察した施設のみを
自信をもってお勧めしております。
パリ外乗は4か所ありますが、まずはベルサイユへ。
日程を決めたのが5月ぐらい。さっそくホテルをおさえようとおもったら、
取れない取れない。なぜ?って言うくらい空いてない。
複数のサイトを回って、もう最後の1部屋みたいなのをようやく抑えました。
さて、当日はイギリスからパリへのユーロスターも激混み。
なんで~?とおもっていたら、
ライダーカップ

ベルサイユの街中はライダーカップのオフィシャルカーが走り回り、
他の大きいホテルはすべて借り上げられているようでした。
ま、こんなこともあるということで。
パリ外乗は、施設があるわけではなく、
パリ近郊の公園に、馬をトラックで運んでくるという方法をとっているため、
待ち合わせ場所には、建物などありません。
ベルサイユ外乗の待ち合わせは、Saint Antoine門。

宮殿そのものからは、徒歩で30分位離れています。
お天気がよいので、ひたすら歩きました。

<永遠に続きそうな道…>
この脇のピクニックエリアで待っていると、銀色の馬運車が到着します。
降りてきたのは、すべての外乗をガイドしてくださるバティスタさん。
サクサクッとピクニックテーブルを広げ、飲み物とお菓子で、
初めましてのご挨拶。
この時も、他にも馬運車が続々やってきました。

<続々到着する馬運車>
現在、ベルサイユで外乗を行っている組織は3組いますが、
オリジナルはイギリス乗馬が手配するバティスタさんで、
1名様からでも申し込めるのが嬉しい。
使用する馬は、普段はホースボールという競技にも使用されている、
小柄でフィットな馬たち。種類はいろいろ。
どの子もスタスタと前にでる。軽いんです。
鐙が固定されていますが、慣れればとても乗りやすい。

<いざ、出発~>


<爆走~>

<爆走~。臨場感重視で!>
外乗場所は、ベルサイユ宮殿の庭園の一部ですが、
観光客がひしめている宮殿まわりではなくて、
地元の人たちが、ランニングしていたり、犬の散歩をしていたり、
ヨガをしてたりしているだけで、人通りは多くありません。
途中、何回かグランドカナル脇に出ます。
ここは、のんびりと歩いて、景色を堪能します。


<ボートの人に、ボンジュール中>

<バティスタさんと部員グリーン。バティスタさんは、
見た目厳ついですが、静かに話す優しい方でした。>

<宮殿を臨みます。肉眼ではもっと大きくみえたんですけどねー>
2時間の外乗の内、45分ぐらいは走っていたのではないのか思うぐらい駈けました。
あまりフィットではない部員たち、ヘトヘトになって戻ってくると
今度は、ミニピクニック。

<ワイン、トマト、チーズやサラミ、そして自家製ペーストに
もちろんフランスパン。飾らないけど美味しいです>
歓談がすんだら、お別れです。
お勧めは、小トリアノン宮殿まで歩いて、
そこからMini-Trainにのってシャトーまで戻ると楽ですよ。

以下はいろいろ余談。
ベルサイユで馬好きとして見逃せないのは
大厩舎内のL'Académie équestre nationale
馬術芸術の鬼才バルタバスによる馬のショーです。

建物も素敵です。
公演は原則土日だけです。
平日は内部の見学はできます。
こちらは別の日の昼間。
タイミングが合えば、表の馬場での調教を
見ることができます。


大厩舎の片側は、馬車博物館になっており、
豪華な馬車が展示されています。



おまけのおまけ。
あるレストランで、他の方が食べているのをみて、
私たちも頼んじゃいました。
これなーんだ?

正解はメレンゲ!
メレンゲを切り出して、カスタードに浮かべる
英語ではFloating Island(浮かぶ島)と呼ばれるデザート。

カロリー振り切れてますが、おいしかった~~~~。
ぜひお試しあれ。
こちらのレストランで食べました。
Le Boeuf à la Mode
沢山歩いて、運動もしたけれども、
体重はしっかり増えてしまった
ベルサイユ視察でした。
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